ソープランドとは?

ソープランドとは?

お風呂のある部屋で男性客が女性従業員(泡姫)にサービスをしてもらうという風俗店。
「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」(風適法)に定める店舗型性風俗特殊営業の1号営業にあたる。「特殊浴場」と呼ばれることもある。
実質的に本○がある風俗であることから、「風俗の王様」とも呼称される。

タテマエとしては、ソープランドは特殊ではあるが、お風呂屋さんである。そこには泡姫という男性客の体を洗ったりするサービスを行う従業員がいる。そして客と泡姫がその場で自由恋愛に発展してするのは個人の自由というものである。

●お店のランク付け
ソープランドは店の料金設定により、「高級店」「大衆店」「格安店」の三ランクに分けられるのが一般的。
・「高級店」・・・サービス時間:110分~、総額:4万円~10万円
・「大衆店」・・・サービス時間:70分~100分、総額:2万円~4万円
・「格安店」・・・サービス時間:45分~60分、総額:1万円~2万円
(「激安店・・・サービス時間:20分~30分、総額:1万円以下)

●一般的なシステム
フロントで入浴料(部屋の使用料)を払い、受付けする。その時、好みの女の子をパネルで選ぶことができる。パネルこの時、パネル指名料(1千円~2千円)がかかる場合もある。

待合室で待機。

スタッフから呼び出しがあり、泡姫と対面し、彼女の案内により個室へ向かう。

部屋ではお互い服を脱ぎ、泡姫に体を洗ってもらう。一緒に風呂に入り、潜○鏡などのサービスなどを受けることも。その後、マットプ○イというエアマット上でのサービスがある。ここで○交やフ○ラ、ス○タなどのサービスによって射○する場合も。

そしてベッドに移って、再度プ○イスタート。最終的には○交を行って終わる。

サービス時間の最後に泡姫にサービス料を払う。サービス料は泡姫のサービスに対する対価で、入浴料のだいたい2〜3倍。

福原ソープの歴史

福原はちょうど先日放送が終わったNHKドラマ「平清盛」と実は縁が深い。

福原自体は1180年に平清盛が福原に都を遷都したことからスタートしたからだ。
もともと国際貿易港であった大輪田泊(現兵庫県神戸市)は平氏の拠点だった。

福原に都を置き、大輪田拍を中心に貿易を進め政治、経済の中心地にしようとした清盛。当初平安京と同様の条坊制による都市を建設しようとしたが、和田は平地が少なく手狭だったため、すぐにこの計画は行き詰まってしまった。半年後、都は再び京都に戻ることになる。

時代は流れ、幕末。外国人居留地が神戸に建設されるようになり、居留地と兵庫の中間に位置する一帯に外国人慰安所として遊郭が誘致された。そして明治元年の鉄道建設時に遊郭である一帯に神戸駅などの鉄道施設の計画が立ちあがる。これを受け、遊郭は旧湊川中流の東側に移転された。その場所は当時、人が住まない荒地だったんだとか。これが現在の福原ソープ街につながる「福原遊郭」の誕生であった。

福原

ただし、少しややこしいが現在の福原の名称と、福原京とは関係がないらしい。
現在では、福原といえば関西では滋賀の雄琴と対をなすソープ街として全国でも有名。
少し前までは、ソープ以外にもヘルスやサロンなどが隆盛を極めていたが、最近ではソープ以外の風俗業種は少なくなっている。

また1995年阪神大震災時も当然影響を受けた福原。多数のソープが、入浴できない被災住民に無料でお風呂を開放したというエピソードが。今でも語り草になっている。

現在は現在約60店が軒を連ねる。

↓「old photos japan」というブログで明治時代の「福原遊郭」の写真を掲載している。http://www.oldphotosjapan.com/ja/photos/549/fukuhara-yukaku